2009年06月23日

プラチナ万年筆

 店頭ではあまりお目にかかる機会の無い万年筆。その中でもさらに出会う機会の乏しいのがプラチナ万年筆。書店の文具コーナーにはあってもジャスコなどのようなところの文具コーナーでは見かけない。(何で?)

 しかし私の場合、大学時代に購入したのがプラチナ製ということで、いまだにそれを使っています。置いてあった万年筆の中で最も安くて(当時700円)スタイリッシュだったってのが一番の理由ですが。
これがその万年筆。同時にインクも真っ黒なものを購入。

デスクペン 黒 DPQ-700BK

デスクペン 黒 DPQ-700BK

  • 出版社/メーカー: プラチナ万年筆
  • メディア: オフィス用品



 この万年筆は普通の筆入れには少々サイズが大きいのですが(17cm。普通は机上のペン立てに立てておく用なのででかくて当たり前なのですが)、ぱっと見、ボールペンと判別のしにくい通常のボディのものより、このテールに向かってすらりと細くなるデザインがいかにも万年筆! って感じで、今でも愛用しています。てか軽く10年以上使ってますね。意外と長持ち。
 万年筆を持つと、ちょっとだけ大人になった気分が味わえるのがいいんです。

 ちなみに、この万年筆は先端がシャープで、細字が書ける一方、修正テープとの相性は良くありません。せっかく貼った修正テープを先端で引きちぎってしまいます。修正ペン、もしくは砂消しが必要です。

ペン修正液 油性・水性インキ両用 XEZL21-W
コクヨ 消しゴム砂白両用インキ・鉛筆用 ケシ-20

 また、線が細いため、ブルーブラックインクを使うと色が薄くなりすぎます。このペンには真っ黒黒なブラックインク必須です。当時、ブルーブラックと気づかずに、安いからと思ってカートリッジを購入して後悔しました。(箱入りじゃなかたんだよなぁ。あれがまずかったか。)

プラチナ萬年筆 デスクペンカートリッジインク 【黒】 SPSQ-400#1

プラチナ萬年筆 デスクペンカートリッジインク 【黒】 SPSQ-400#1

  • 出版社/メーカー: プラチナ萬年筆
  • メディア: オフィス用品




 今、私の机上にはさらに二つのプラチナ万年筆が仲間に加わっています。
 店頭価格200円(税別)の格安万年筆、プレピー。どうやら漫画製作用途に使うもののようです。ペン先が丸く描きやすい一方、線は太い。修正テープにも引っかかりにくい(多少は引っかかる)。
 うっかり購入してしまったブルーブラックも、このペンだと線がしっかりくっきり。赤と黒。こちらはキャップをした状態で長さ13.7cmと筆入れにもすんなり入ります。

プラチナ萬年筆 万年筆 プレピー【ブラック】 PPQ-200 1-2

プラチナ萬年筆 万年筆 プレピー【ブラック】 PPQ-200 1-2

  • 出版社/メーカー: プラチナ萬年筆
  • メディア: オフィス用品




プラチナ萬年筆 万年筆 プレピー【レッド】 PPQ-200 11-2

プラチナ萬年筆 万年筆 プレピー【レッド】 PPQ-200 11-2

  • 出版社/メーカー: プラチナ萬年筆
  • メディア: オフィス用品



 また、万年筆のインク、これもなかなか品質が劣化しない。万年筆を酷使していたわけではないので10年前に買ったスペアのインクもまだ結構残っているのですが、何の問題も無く使えてしまう。
 おそらくスペアタンクが分厚いプラスチックで出来ていて、ガスの出入りが乏しいこと、金属ボールのキャップの密閉度の高さが品質劣化を防いでいるのでしょう。(保管場所が机の中で直射日光を浴びない、というのもあるでしょう。プラスチックは紫外線に弱いですから。)
 また、インクそのものの耐久性も高いのだと思われます。10年前に購入した万年筆がいまだに現役で売られているのも、それだけ製品の完成度が高いという証。
 そこいくとボールペンのほうはまだまだ発展途上(というか構造的にも発展性が高いのですが)で、ボールが固着して液が出なくなったりとかいうトラブルがよくあります。ボールという稼動部があるため、万年筆ほどの耐久性が得られない。万年筆の完成度の高さというのは、まさにペンの中のペン、ペンの王様といえるでしょう。

デスクペン専用スペアインク 赤 SPSQ-400#2

デスクペン専用スペアインク 赤 SPSQ-400#2

  • 出版社/メーカー: プラチナ万年筆
  • メディア: オフィス用品



 まあ、そんな万年筆を、自分がどんだけ活用してるのかって聞かれると、それほどではないのですが。メモを取るとき、字を書くとき、万年筆を使うとちょっとだけ楽しい。深い理由はいらない。ただ、書くのが楽しい。ボールペンのように線が途切れたり薄くなったりすることが絶対にない。この安心感と気持ちよさ。そしてペン先の金色の光沢。(※プレピーはつや消しのカラー)中年に片足突っ込んだ今でも、この大人っぽい感じがたまらんのです。自分で購入した万年筆をはじめて使ったときのワクワク感が、いまでも使うたびに心を横切る。
 長く使える万年筆、一本は持っておきたいものです。
posted by k3akinori at 20:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 机上の実物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

環境問題とエントロピー

 環境問題について、私たちはどのように行動すればよいのだろう? エコ活動は環境に悪いとか言う人もいるし……
 この問いに答えるには、エントロピーの概念を知らなければならない。

 簡単に言うと、
 「混ぜるな資源」
 という話なのだが、これはごみ出しだけにとどまらない。

「混ぜるな資源」の混ぜる段階は、製品の製造時から始まる。
 例えば、空き缶のリサイクルを例に取ると、飲食品を入れている缶は単純にスチールやアルミで出来ているわけではない。
 外面に描かれた商品の絵柄などは特殊印刷用の高分子(インク)が付着しているし、缶の内面は内容物に金属臭がしないよう、薄いプラスチックの膜が貼られている。
 これをリサイクルして鉄やアルミの塊に戻しても、その純度は確実に下がる。中身をすすがずに捨てた場合はこれに飲食品の残渣が加わり、さらに純度が下がる。塩分を含んでいたなら、溶解の際に塩素が分離し、素材の品質に影響を及ぼすだろうし、排ガスにダイオキシン類が発生する可能性もある。

 そういったややこしい話を分かりやすく解説してくれる良書がこれ。

「環境の限界」は技術が超える―ニュー・グリーン・エコノミーへの試み

「環境の限界」は技術が超える―ニュー・グリーン・エコノミーへの試み

  • 作者: 小野田 猛史
  • 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
  • 発売日: 1990/06
  • メディア: −




 残念ながら、ほぼ絶版のようで入手が困難。
 同じように、エントロピーの概念を元に環境を論じた本として

エントロピーの法則―地球の環境破壊を救う英知

エントロピーの法則―地球の環境破壊を救う英知

  • 作者: ジェレミー・リフキン
  • 出版社/メーカー: 祥伝社
  • 発売日: 1990/05
  • メディア: 単行本



 があるが、こちらは結構難解である。いずれも1990年に発売されているが、このエントロピーの概念は科学の基礎をなすものでもあり、現在でも環境問題を考える上で十分に有用である。個人的には、

「環境の限界」は技術が超える―ニュー・グリーン・エコノミーへの試み

「環境の限界」は技術が超える―ニュー・グリーン・エコノミーへの試み

  • 作者: 小野田 猛史
  • 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
  • 発売日: 1990/06
  • メディア: −



の復刊、あるいは新訂版が出てくれないかと切望している。
posted by k3akinori at 17:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 環境 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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